スポンサーリンク
また、「あえて作らなくても良かったんじゃないの?」と思う作品が公開されるようです。
「I am ICHIHASHI~逮捕されるまで~」
■劇場公開:2013年11月9日
■ネット配信開始:2013年11月6日
■監督:DEAN FUJIOKA
■出演:DEAN FUJIOKA 他
【解説】
想像を絶する逃亡生活の真実に迫る軌跡を辿り、殺人犯心理に肉薄した実録ドラマ。
実際に起きた、イギリス人女性殺害事件の犯人・市橋達也自身による手記をもとに映画化。死亡説、自殺説、女装潜伏説などの憶測が飛び交う中、逃亡の途中で整形手術を受けた事実や、ネット上に市橋のカルト的信奉者まで現れたことは日本全国に衝撃を与えた。
決して許されることのない事件を起こした市橋。その逃亡の軌跡を辿った圧倒的なリアリティとサスペンスがみなぎる実録ドラマの果てには、彼の罪深さとともに、人間という生き物の普遍的弱さが浮き彫りにされ、観る者の心を激しく揺さぶってやまない。
って、この解説もおかしくないですか?「サスペンスがみなぎる実録ドラマ・・・観る者の心を激しく揺さぶってやまない・・・」って、心が何で激しく揺さぶられるか、は、当然でしょう?
「怒り」と「胸くその悪さ」の何者でもないんじゃないでしょうか?
猟奇殺人を犯し、しかも整形を繰り返し、2年7ケ月も逃亡していた殺人鬼ですよ。
こういう、実話の基づいた、特に犯罪、しかも「殺人系」の映画って、忘れた頃に作られますよね。
しかも、ほとんが「加害者目線」で。被害者の関係の方々に、きちんと筋を通し、了承した上での撮影でしょうが、(当たり前ですよね。もし、了承していなければ、とんでもない)
こういう映画って、一体、何を視聴側に伝えたくて作るんでしょうかね?
記憶にあるところでは「コンクリート」。
この事件を言えば、また炎上するので、あえて言いませんが、ネタは絶対にダメでしょう。
今回の、この作品も、ネタはNGでしょう。
映画は1人では作れないじゃないですか。監督はじめスタッフ多数、俳優、配給会社等、
多くの人の労力と多大なお金を費やして、たった1時間~2時間のフィルムを作る。
ボランティアでなければ、1つの作品を作れば、当然商業的な成功は大前提ですよね。
プラス、製作者から、「現代に向けての警鐘、メッセージ」は、ありだと思います。
このI am ICHIHASHI~逮捕されるまで~を作った監督、DEAN FUJIOKAですか?
あなたの愛する人や家族がもし殺され、犯人が捕まり、やがてその内容が映画化される、
となったら、どういう気持になるんでしょうか?快く「はい。どうぞ。」と承諾するんでしょうか?
映画は、直接的メッセージを強く、広く発信できるメディアであるゆえに、制作側にも作品がもつ意味に対し責任はある、と思います。
このテの猟奇的殺人もののネタを映画化するのであれば、最低は10年くらい経ったあとにすればいいんじゃないか、と思うんですが。
なんか、この映画は、映画館上映のまえに、ネット配信、という形でも公開されるそうで。
いったい、公開後、どのような状況になるのかが見ものです。
私は、映画館では観には行きません。もしDVDが出て、お覚えていて、観る気がしたら観てみます。
※今現在のYOU TUBEの宣伝情報の動画はこれしか見つかりませんでしたm(__)m
スポンサーリンク
共通テーマ:映画 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0