アマンダ・セイフライド主演のサスペンス・スリラーです。
2013年6月15日にロードショウ公開の作品。今は10月なので、わずか約4ケ月でDVDレンタルですね。しかし今は、ロードショウ公開後のレンタルが早いですね。いいのか、悪いのか・・・
は、別として、なかなか日本ではアマンダさんは人気がある女優のようで、レンタル開始日の2日後にTSUTAYAに行ってみたら、すべて貸出中でした(-_-;)
やっぱり
TSUTAYA DISCASレンタルが便利です。うちの次男坊も大の映画好きで、このTSUTAYA DISCASで余裕で観てますもんね。
あっ、これはどうでもよく・・・
ファインド・アウト。原題は「GONE」
<本題>
全米で社会問題化している「ミッシング・パーソン(=人が消える)」という不条理な現象を題材に描くスリラー。1年前に何者かに拉致・監禁されたと訴える女性ジル。しかし、警察の捜査でも証拠は何も見つからず、ジルは心の病からくる虚言症と断定され、捜査は打ち切られてしまう。しかし後日、今度は妹モリーが失踪してしまい、ジルは同じ犯人の仕業だと主張するが、警察は聞く耳を持たない。孤立無援の状況下で、ジルは原因不明の失踪現象の裏に渦巻く真実に迫っていく。
やや中途半端で消化不良ぎみかな・・・と感じた作品でした。
アマンダ演じる「ジル」。彼女は誘拐され、森の奥深くの穴に監禁される。
しかし、この事件、証拠がまったくない、という事で、この事件を、「彼女自身の妄想」と設定している所が、もう無理がある。(ただ、実話として、アメリカでは毎年多くの行方不明者が出ている現状から見れば、警察もこういう風になってしますのでしょうか?)
今度は妹が連れ去られてしまうが、「妄想癖」という事で警察は信じない。
結局、彼女が立ち上がり、1人で事件を解決していく。
こんな感じでした。
ただ、場面設定が、「森の奥深い場所」が、結構不気味で新鮮でしたね。まるで富士の樹海を思わせて怖かったですね。
また、たった1人で行方不明になった妹を探し聞き込みをする時の、ウソの上手さが、必死で探している臨場感が伝わって、「すごいな」と思いました。
ただ、彼女たち姉妹を襲った犯人像がイマいちはっきり描写されておらず、残念。
犯人との戦いは、ジルの妄想癖を利用した終わり方に「ふ~ん」でした。
ラストシーン、ジルが警察に送る書類シーン、これは無いほうがよかったんじゃないか、と思いました。
しかしアマンダさんのブロンドヘアーは美しいですね。
「マンマ・ミーア!」で大ブレイク、その後、ピュアラヴストーリーものや、ダークもの、サスペンスものと幅広い演技が出来るところは、さすがです。
そんな彼女、ついには「ラヴレース」という作品に出演してしまいましたね。
知る人ぞ知る、アメリカンポルノの大金字塔作品「ディープ・スロート」に主演した「リンダ・ラブレース」を演じた作品です。
ちょっと公開に向け、もめているようですが、さすがハリウッド女優!ですね。
今売れている日本の女優が、「日活ロマンポルノ」を演じた女優の役・・・
やらないですよね。