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今回は、映画作品についてではないのですが、ちょっと気になる本があったので・・
(特別、この本について語ろう、というのではありません m(__)m
映画を観た感想は、人それぞれなんだな~と、つくづく実感した本でした。
「死ぬまでに観たい映画1001本(改訂版)」
背表紙が「アバター」表紙が「ブラックスワン」です。
たまたま、何か面白い映画の本はないかな~、とネットで探していたところ、目に入ったので、
これは面白そう、という事で、中身を見ずして買った一冊です。
2011年8に第1刷が発行、2012年1月に第2刷が発行されたものです。
あくまでも著者「スティーブン・ジェイ・スュナイダー」さん主観で選ばれているのですから、
せめてタイトルは「私が選ぶ・・・」を入れて欲しかったですね。
初版は2011年。この時期からさかのぼって、作品を年代から順を追って紹介する形になっています。
が、1900年から始まり、サイレントムーヴィー作品の紹介が、まぁ多い事。
今から100年も前の作品ですよ。だいたい、手に入らない作品も結構あるでしょうに、ここまで紹介する映画の本は、めずらしいなぁ、と思いました。
サイレントから白黒、そしてカラーから現代、となっていますが、あまりにも現代作品の紹介が少ない事が、ちょっと・・・です。
映画や音楽、文化、政治、経済などは、時代と共に大きく変化します。
昔を懐かしみ、「昔は良かった」はいいのですが、そこに固執をすると、成長は止まってしまうでしょうし、何と言っても「現代」においていかれてしまう。
例えば、1933年生まれの方は、現在80歳。それ以前の作品が多く紹介されている事にビックリ。
今の10代、20代の人達に「シェーン」や「風と共に去りぬ」を観てもらったら、どんな感想を持つのでしょうかね。
映画は、最低でも観るのに1時間は費やします。観た後に「何?この映画?よくわかんない」を感じる作品は、個々人で違います。
だから映画は面白いんですが、この「死ぬまでに観たい映画1001本」という本、結構、私は楽しみにしていたのですが、
あまりにも著者の独断と偏見色が強すぎて、かなりガッカリしたので、こんな記事を買いている次第です。
(私自身が、「これはいい作品だ!」と思った作品の記載が、あまりなかった事もあるのですが・・・(*_*;
映画は、趣味嗜好の世界です。結局のところ、自分自身にとって生きていく上で、大きな影響や何かを教えられた、と感じた作品が
自分自身にとって「名作」と言えるんでしょうね。
どうせなら、「死ぬまでに観たい映画1001本」ではなく、「死ぬまでに観たい映画2000本」で出版して欲しかったです。
表紙の「ブラックスワン」はダメでしょう。
この本の内容なら、表紙は上下に分けて、上部が「チャップリン」下部が「ブラックスワン」なら、まだ納得はしたんですが。
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